自転車通勤用に歩けるビンディングシューズを導入|Chrome Truk Pro
新型コロナの感染対策でずっと在宅勤務だったのですが、ようやく今月から出勤となりました(ただ週の半分だけですが)。3月から感染対策で電車→自転車通勤に切り替えていたのですが、ひさびさの自転車通勤の再開です。
少しだけ通勤を快適にしたいと思っていたので、SPDシューズを購入したので紹介したいと思います。ちなみにこのシューズを買う前まではSPD-SLのペダルを普通の革靴で漕いでました(笑)。
ビンディングシューズとは
ビンディングとは文字通りペダルとシューズをクリップで挟んで繋ぐ(=Bind)ものです。ペダルが固定されることで非常にペダリングがしやすいのがメリット。私普段のサイクリングではもちろんビンディングを使っています。



通勤に使う上での問題点
さてこのビンディングにも問題があります。ペダリングはしやすいんですが、シューズが非常に歩きにくいんです。固いカチカチの靴底の下にペダルに挟むための金具(クリート)がくっついているので足の角度も変になるし、滑りやすい。そして歩くと地面をカツカツと打ち付ける音がして目立ちます(路面もシューズも傷つく)。

通勤だと、自転車を止めてから事務所まで割と歩かないといけないのでビンディングシューズは使っていませんでした。
ただ通勤距離が13kmほどあるので、できればビンディングを使いたい。ということで、歩けるビンディングシューズを今回購入しました。
Chrome Truk Pro
歩けるかつ通勤でも使えるような黒を基調としたビンディングシューズということで選んだのがChromeのTruk Proです。
Chromeというのはアメリカのオレゴン州ポートランドを本拠とするメッセンジャーバッグなどを販売する自転車用アパレルブランドです。ストリート色が強いアパレルブランドですが、割とメジャーなブランドではないでしょうか。街中でも結構見かけますね。
個人的にChromeのYoutubeチャンネルの動画がカッコよくて好きです(ただ交通マナー的にどうなん?って思うことはあります)。
日本の通販では品切れで購入できない(もしくはやたら高い)ので、海外通販のalways ridingから購入しました(商品ページ)。初めて使うショップだったので不安でしたが、無事到着したので良かったです(到着まで1ヵ月くらいかかりましたが)。
ちなみに”Pro”がつかないChrome Trukはビンディングシューズでは無いのでご注意ください!
外観はシンプル。赤いChromeのロゴマークが入っています(無いほうが地味で好みですが)。


靴底はビンディングの金具(クリート)をはめるためのネジ穴があり、私はそこにシマノSPDのクリートを着けています。

重量ははっきり言って重い!片方で570g(実測)のヘビー級です。持ってみてもずっしりとしています。自転車に乗ってしまえば気になりませんが歩くときはこの登山靴並みの重さが気になります。
足のサイズは私は27.5cm~28cmでランニングシューズはたいてい28cmでちょうどいいのですが、このシューズだと若干大き目かな?という感じ。サイズに迷ったときは小さいほうを選んだほうが良さそうです。
靴底は自転車用に固め。おかげで剛性が足りなくてふにゃふにゃするようなことは無く、ペダリングには全く問題ありません。
ただ歩く場面ではこの剛性の高さのせいで歩きにくいです。クリートも完全に靴底に完全に隠れるわけでは無いので、アスファルトを歩くとカツカツと地面にあたります。ビンディングシューズとしては非常に歩きやすいですが、歩くだけの用途で使うかと言われると微妙なレベルだと思ってもらったほうがいいですね。
ただ私のように自転車置き場~事務所間を歩くくらいだと全く問題無し。見た目も”いかにも自転車用”とはしていないので目立ちません。歩きにくいとはいえ普通のビンディングシューズよりははるかに歩きやすく滑ったりもしにくいのでペダリングは間違いなくしやすくなるので、自転車通勤用途としては最高ですね。
私のように普段使いでメインが自転車で少しだけ歩く、という用途には最適なシューズだと思います。ポタリングのようにお店や名所めぐりを自転車でするような用途にもおすすめですね。

まとめ
自転車通勤用に歩けるビンディングシューズChrome Truk Proを購入しました。重量があることとソールが固いことから歩きメインとして使うのは難しいです。ただ私のようにちょっと歩くだけ、という用途であればこのシューズはピッタリです。自転車通勤がまた一つ快適になりました。