トレランの魅力を体感!初体験で感じた6つのこと
3月に岡崎で開催されたトレランフェスin岡崎の20kmの部に出場してきました。2016年に走り始めてラン歴としては8年近くになりますが、初めてのトレラン大会出場。
そこで初めてトレラン大会を走ってみて分かった6つのことを紹介します!これからトレランに挑戦される方の参考になるといいなと思います。
ちなみにトレランフェスin岡崎は距離設定が短く(10kmと20km)、コースも走りやすく大会会場のアクセスも市街地近くで良好なので初めてのトレランにおすすめです!
1.タイムがよく分からない=楽しい!
ロードと違ってコースは高低差があって、走れる場所もあれば走れない場所もあります。なのでタイム基準が良く分からないし、ペースも時間では測れません。
ロードレースだと目標タイムがあって、そこから目標ペースを決めて本番はそのペースを維持することに集中、みたいな感じになりがちです。トレランはそこが大きく違いますね。
タイム基準が良く分からないことで、純粋に走ること自体を楽しめるような自由な感覚がありました。
2.時間があっという間に過ぎていく
目の前の路面の状況が刻一刻と変化するので、一歩一歩に集中します。頭の中が走る事だけになるのでロードではありがちな単調さを感じません。路面だけじゃなくて景色も次々に変わります。今回の大会でも鬱蒼とした暗い森の中の道から、遠くまで見渡せる展望がひらけた明るいトレイル、民家のそばを通るような生活感あふれる里山の道などさまざまな景色を楽しめました。
夢中になって走っているうちに気付けば時間があっという間に過ぎていきました。ちなみに時間はあっという間に過ぎますが、距離は全然あっという間に過ぎていかないのが面白いところです(笑)。
3.トレランシューズは頼りになる!
トレランシューズなんて必要なのかなと思っていた過去の自分が恥ずかしいです。トレランシューズは最高に頼りになりました。
今回の大会のために購入したのはMerrellのAGILITY PEAK 4です。本番3週間前に慌てて購入しました。

まず威力を発揮してくれたのが下り道です。雨あがりのぬるぬるした路面も、砂利がゴロゴロしたような路面もガッチリグリップしてくれて全く滑りませんでした!
そして意外だったのが登りでも頼りになること。ソールがしっかりしているので、大きめの石や、凸凹の岩に足をかけて登る時も靴がしっかりと踏ん張ってくれる感覚がありました。
購入直後に主にロードで試走した時にはソールが硬く感じて足裏が疲労する感覚がありましたが、本番のトレイルを走ることで全て必要な性能だったんだなあと強く認識しました。
4.高低差の概念がロードと全く異なる
ロードの普通のマラソン大会なら数10m程度の登りでも、ハードな登りだと称されることが多いです。トレランはレベルが全く違いました(笑)。

歩いて登るのもやっとの急登も含めて全コース坂ばかりです。ロードで出てくるような坂はむしろ走れる平坦部分として嬉しくなるレベル。坂に強くなれるのは間違いありません。
最初は高低差が楽しかったのですが、次に書くようにふくらはぎがお亡くなりになってからは、繰り返されるアップダウンに苦しめられました。
5.ふくらはぎが死ぬ
高低差もあれば路面の凸凹もあるので、足の筋肉に負荷が大きいです。私の場合はふくらはぎが完全にやられました。
10km過ぎから攣りそうな気配をさせてきて、15kmくらいで完全に攣って立っていられなくなり転倒。それ以降は、常に攣りそうな気配を漂わせるふくらはぎの機嫌を伺いながら走ることになりました(そして何回か攣った)。
ちなみに攣ったのは人生で初めてだったりします。今まではマラソン後に攣りかけたことはあっても、攣ったことは無かったんですよね。自分の中で衝撃的な体験でした。痛かったです!
6.知らない人と会話が沢山できる
終盤くらいで周りの人たちもしんどくなってペースが落ちてくると自然と会話が生まれるんですね。コースへの不満や、しんどさなんかを会話してました。ロードの大会ではあまりそういうことは無かったので、これもトレラン大会の魅力なのかもしれませんね。
まとめ
初めてのトレラン大会出場の経験から、トレランの魅力が少しだけ分かった気がします。
タイム基準が曖昧なため、自由な感覚で走ることが楽しめる。景色や路面の変化に集中して時間があっという間に過ぎる。足への負荷は大きくて辛い部分もあるけど、逆に知らない人との会話も楽しめたりします。
トレランやったことなかったけど、この大会は初めての方にもトレランの魅力が味わえるオススメのトレラン大会です!