初夏はランニングを始めるのに最適な季節
5月になり、私も今秋のマラソンに向けてランニングを再開しました。季節もよくって走っていて気持ちがいいですね。街で見かけるランナーの数も多くなってモチベーションも上がります。
去年の8月にランニングを始めて、春夏秋冬と4つの季節をランニングして経験しました。その結果、今の5月、6月という季節がランニングを始めるのに最適な季節なんじゃないかと思います。
ぜひこの良い季節にランニングを始めてみましょう。
初夏がランニング開始に最適な理由
この季節がランニング開始に適しているのには7つの理由があります。
- 走りやすい気温
- 日が長い
- 怪我をしにくい
- 花粉の飛散が終わっている
- 夏の暑さに備えられる
- 夏に向けてモチベーションが高い
- ランの大会に向けて準備期間を取れる
1.走りやすい気温
まず気温が第1の理由。真昼はちょっと暑い日が増えてきますが、まだまだ朝と夜はさわやかな風が吹いて快適です。暑がりの人は半袖シャツ一枚で、寒がりの人は上に長袖を羽織れば走るのにちょうどいい具合です。
ちょっと肌寒い日でも走りだせばじんわりと汗をかいて気持ちよくなります。
2.日が長い
夜ラン派(私もそうです)の人にはあまり関係ないですが、朝ラン派や夕方走る人にとっては日が長いおかげて明るい中を走れるようになります。
冬の朝なんて真っ暗なので、朝ラン始めようにも起きる時点でつらいですよね。お日様の明るい光はこれから朝ランを始めようという人にとっては大きなサポートになります。
3.怪我をしにくい
冬のランニングはウォーミングアップ不足で脚を痛めやすいし、夏のランニングは熱中症の危険があります。
私も去年の冬はウォーミングアップ不足で走って膝を痛めてしまいました。シーズン中ずっと痛みに悩まされていましたが、5月にランニングを再開してからは痛みは治まっています。ウォーミングアップをしっかりやっているというのもありますが、気温が丁度よくて筋肉が暖まりやすいのを感じます。
初心者にとってランニングはただのジョギングだとしても脚への負荷は大きい運動のように感じます。そのためランニングの動作に慣れるための期間を長くとる必要があります。怪我をしやすい冬までに長い期間を取れるこの季節にランニングを開始して脚の筋肉を鍛えておくのをおすすめします。
4.花粉の飛散が終わっている
花粉症の主原因であるスギ花粉、ヒノキ花粉の飛散も5月中旬をすぎればほぼ収束します。次の春まではしばらく安泰ですので、この季節にランニングを始めてしまいましょう。
5.夏の暑さに備えられる
この快適な季節を過ぎると、暑い夏がやってきます。真夏にランニングを始めるのは本当につらいです(去年の私)。頑張って走っても消耗が激しすぎて、次のランニングまでの期間が空いてしまってなかなかランニングを習慣化させるのが大変でした。無理に走って熱中症一歩手前でふらふらになることもあって、練習量も増やすことができません。
身体には暑さに慣れる能力があり、適度な暑さの今の季節から徐々に暑さにならすことで真夏の暑さにも(ある程度は)対応することができます。これを暑熱馴化というらしいです。
今の季節にランニングを始めて暑熱馴化すれば、真夏にもある程度はトレーニングできるようになるはずです。
6.夏に向けてモチベーションが高い
薄着になる夏に気になるのが体型です。ランニングの引き締め効果は抜群です。夏までの期間をランニングにあてれば、無駄な脂肪が落ちていき引き締まった身体を手に入れることができます。
このことはモチベーションの維持にも効果絶大ですので、ランニングを習慣化するいいチャンス。この機会にランニングを始めてみましょう。
7.ランの大会に向けて準備期間を取れる
ランニングが習慣化されると、次はランの大会に出たくなってくるはずです。ランの大会は秋から春がシーズンとなります。今の季節にランニングを開始すれば、ランの大会に出たくなった時に、たくさんの大会から選ぶことができます。
大会までの期間も半年以上取れるので、ある程度トレーニングを積んだ状態で大会デビューすることができます。ちゃんと準備した大会で走れれば、きっとそれまで以上にランニングにはまることができるはずですよ。