自転車通勤始めました。始めるために準備したものなど。
新型コロナウイルスが猛威をふるってますね。不安を煽るようなニュースが多いので最近は意識してニュースを見ないようにしています。
さてこれまでは電車通勤だったのですが、新型コロナ対策も兼ねて自転車通勤を3月から始めました。そこで自転車通勤を始めるまでに準備したことなどを書き残しておこうと思います。
自転車通勤の距離と時間
自宅から会社まで片道18kmちょっとです。所要時間は自転車に乗っている時間が1時間ちょうど。会社に着いて駐輪場から歩いたり、着替えたりする時間が10分ほどかかるので、家を出てからオフィスの机に座るまでだと1時間10分。
これまでは電車通勤で、所要時間が電車の待ち時間がほとんどなければ50分ほどだったので20分ほど時間が伸びました。
ただ電車の時間を考えなくていいことと、自転車通勤でトレーニングになることを考えると、これくらいの時間の増加であれば全く気になりません。
自転車通勤にあたり準備したこと
自転車本体
自転車自体は大学院生時代に購入したロードバイクTrek2000を使用しています。もう13年目になりますが、これまでの走行距離が少なかったこともあって、いまでも全く問題有りません。もちろんタイヤやチェーン等の消耗品は何度か交換していますが。

これくらいの距離になると軽量で楽に速度が出せるクロスバイクかロードバイクでないと厳しいかもしれません。
準備したパーツ
通勤に必要なのは鍵、パンク修理用品(タイヤレバー、予備チューブ、携帯ポンプ)、ライト(フロント・リア)くらいでしょうか。ライトについては前方・後方ともにしっかりと照らせる光量の大きなものを選んでいます。


服装やカバン
初日はスラックスにワイシャツの会社用の服装に、アウターのジャケットを着ていきました。結果は大失敗で、汗だくになってワイシャツがビシャビシャに。その後オフィスの空調で身体を冷やしてしまいました。出発時は肌寒いくらいでも、1時間も自転車を漕いでいると汗をかいてしまいます。
そこで行きは、自転車ジャージを着て出勤。会社で上をワイシャツに着替えています。ただズボンは特に汗をかかなかったのでスラックスのまま。ちなみに帰りは汗をかいても洗濯機に入れるだけなのでワイシャツでそのまま帰っています。
またバックパックも普通のものだと背中に密着するので汗で濡れてしまいました。そこで背中の部分に空気が通る自転車用のバックパックを購入しました。
そして一番大事なのが、ヘルメット。事故は起こさないに越したことはありませんが、自分がいくら気をつけていても、相手に過失があれば事故になってしまいます。そこで少しでも被害を減らせるようにヘルメットは必須です。
ちなみに靴は、普段の革靴でSPD-SLペダルのままで漕いでます。それでも全然問題無いのですが、やっぱりビンディングの方が走りやすいので、歩きにも使えるSPDシューズを購入予定。
安全に走るためのルート選定
自転車通勤で一番気になるのが安全性。普段のトレーニングでは車通りの少ない田舎道で車道を走っていますが、通勤では車の多い市街地も通らざるを得ません。
そこでまず大事なのがルート選定。なるべく車が少なく、路肩が広くて走りやすい道を選んでいます。どうしても車通りが多いところは、歩道も自転車通行可のところがほとんどなので、無理せずに歩道を走行します。当然、歩道走行時は歩行者に気を付ける必要があるので、スピードを抑えます。幸いにも3月は休校処置で学生が少ないので助かっています。4月以降は学生の増え方を見てルートを再選定する必要があるかもしれません。
最初の1週間は地図をにらめっこしながら、いろいろなルートを試してみました。最初は危険を感じる場所も多かったのですが、今のルートだと危ないと感じる場所をほぼ無くすことができました。
会社への申請等
通勤手段を電車→自転車に変更するので、会社には3月からの切り替えで申請しました。幸いにも自転車通勤が許可されているので、すんなりと手続きすることができました(窓口の人には距離に驚かれましたが。。)。手続きが面倒臭くても、事故を起こした際の労災等の手間を考えると、ちゃんと申請しておいたほうが良いと思います。
期限が残っている定期券は払い戻しをして、会社に返金します。
ルートの下見については帰宅ランで走って帰ったこともあるのでしませんでした。ただ自転車で走りやすいルートと、ランニングで走りやすいルートは異なります。自転車で走りにくい箇所が無いかどうか事前に走ってみても良かったかもしれません(ルートは結局変えています)。
自転車保険
事故を起こした際のことを考えて自転車保険についても加入が必須だと思います。加入中の生命保険に自転車事故の保障特約があったので、あらかじめ加入しています。
実際に自転車通勤をしてみた感想
片道18kmほどあるので、普通に漕いでも片道で40TSSほどになります。往復だと80TSS。週5日で400TSSになるので、疲労感がなかなかあるというのが正直なところ。週の初めは爽やかな気分で気持ちよく乗れるのですが、後半になると疲労がたまっているのを感じます。
逆に言えば普段の通勤+20分でしっかりとトレーニングを積めていることになるのでお得ともいえます。トレーニング効果がメリットですね。
逆にデメリットは帰宅してからランニングをする気分にならなくなってしまったことです。ただこのデメリットも自転車通勤に慣れて体力がつけば解消するはずなので、しばらくは自転車通勤を継続してみようと思います。
このあたりのメリット・デメリットについてはしばらく継続してみてから改めて紹介しようと思います。