StravaのFitness&Freshnessが面白い
普段のトレーニングデータはガーミンのGPSウォッチForeathlete735XTJを使用しているのでガーミンコネクトに蓄積しています。
ガーミンコネクトとさらにStravaを同期させてStrava上にも記録を残しています。わざわざStravaを使っている理由は、一つは知り合いとデータを共有したいということに加えて、もう一つは今後GPSウォッチを別のメーカに切り替えても一貫して使い続けられるからです。
そんなStravaですが、先日有料会員になってみました(これは完全になんとなく機能をみたくなったから)。
そこでいろんな機能を眺めていたのですが、これは面白いと思ったのがFitness&Freshnessです。
どういうものかというと、トレーニングの履歴から、その時点でどのくらい体力が向上しているか、またどの程度疲労が蓄積しているかを算出してくれるものです。
これがどうしてなかなか正確です。
たとえばここ1年間のFitnessを出してみると下記のようになります。
5kmの記録が伸び続けていた去年末から今年の頭まで。そしてそこからタイムが低迷しつづけていた今シーズン。Fitnessの推移もまさにその通りになっているんですよね。
Fitnessの算出にあたってはトレーニング時の心拍数のデータから、体にどの程度負荷をかけられたかを指標としているようで、単純にジョギングしただけでは向上しないようです。例えば6月は自己最高の月間走行距離だったのですがFitnessの伸びはイマイチです。その原因は負荷の低いジョグばかりをしていたことですね。
また疲労についてもFatigue(疲労)という指標でみることができます。FitnessとFatigueのグラフを一緒にプロットしたものが下記です。
トレーニングをするとFatigueとFitnessが上昇して、トレーニングを休むとFatigueもFitnessともに減少しますが、Fitnessのほうが減衰の時定数は長いようです。
ある程度FatigueがFitnessを上回り続けた期間(上の図の青丸)のほうがFitnessの伸びがいいです。なのでトレーニング期はFatigueがFitnessを上回る状態をキープして、本番に向けてFitnessを維持しつつ、Fatigueを下げていくテーパリングをするのがいいのかな?
といった皮算用を楽しめるのがFitness&Freshness。走っていない期間が続くと、Fitnessがどんどん下がっていくので、走るモチベーションにもなっていいですね。ポイント練習をしてガツンとFitnessが上がるのもいい感じです。
今後はこのFitness&Freshnessを指標にしてトレーニングの計画を立てて行こうと思います。