ランニング継続のための協力助っ人。ガーミンForeAthlete 645Musicが発売
ランニングは心も体も健康になれる素晴らしいもの。
そうと分かっていてもランニングを継続することは意外と難しいものです。
雨で走れない日や、何となくやる気が出ないで走らない日が続くと、ますます走るのが億劫になり走らなくなる悪循環になってしまいます。。
ランニングを継続させるコツとしては、やる気が出ない日にも走る気にさせてくれるモノを使うこと。
そして2018年の5月24日に発売された、ガーミンのForeAthlete 645Music(フォアアスリート645ミュージック)はまさしく走るのが楽しくなるようなモノなんです。
私が今使っているのは同じガーミンのForeAthlete 735XTJなのですが、645Musicの特徴を聞いて非常に欲しくなってしまいました。
この記事ではForeAthlete 645Musicがランニング継続のための協力な助っ人になる理由を紹介したいと思います。
ラン継続のコツ(1)=記録を残す
人は成長に喜びを感じる本能を持った生き物です。
例えば人気の少年漫画は伝統的に主人公が”凄い勢いで成長していく”ストーリーですよね。ドラゴンボール、スラムダンク、ワンピース、ヒカルの碁、等々。これは主人公の成長に喜びを感じているわけです。
ゲームで主人公のレベル上げに知らず知らずのうちに興じてしまうのも同じです。
この本能があるからこそ、辛い子育てだって子供の成長を喜びに変えて乗り切れるわけです。
さてランニングの継続にもこの仕組みを上手く活用しましょう。
幸いにもランニングはゲームのレベル上げと同じように、やればやるだけ確実にレベルアップしていくスポーツです。走った時間や距離を記録しておけば、以前はこのコースを走るのに1時間かかっていたのに今では40分切れた!とか、5km走るのもやっとだったのに20km楽に走れた!などの自分の成長を振り返ることができます。
走行距離が積み上がっていくのを見るのも楽しいですよね。
そんな用途に最適なのがGPSウォッチ。GPSウォッチを使えば、走行距離もコースも時間も全て自動で記録してくれます。
私はガーミンのForeAthlete 735XTJを使用しています。このモデルは上記の走行距離、時間、コース、心拍数、ピッチ、上下動、左右バランスなどのデータを記録できるものです。様々なデータを記録することで、自分の成長・変化が把握しやすくて走るモチベーションとなってくれています。
走行データはガーミンの公式サイトやスマホアプリのGarmin Connectでクラウド上に保管できます。過去のトレーニングの記録が見やすく管理できるので長期間の自分の成長を把握できるのが嬉しいです。
5月24日に発売されたガーミンのForeAthlete 645Musicですが、最新モデルだけあってGPSウォッチとしての機能は最上位モデルのForeAthlete 935Jとほぼ同等の機能を持っています。さらに私がForeAthlete 735XTJで不満を感じている光学式心拍センサーの精度についても、935Jと同様の最新式のセンサーが搭載されており精度も改善されているようです。
GPSウォッチとしての機能を比較した記事はこちらです。
GPSウォッチとしての機能だけでも十分に魅力的なForeAthlete 645Music。さらに魅力的なのがこの時計本体に音楽プレーヤーの機能が搭載された点です。
ラン継続のコツ(2)=音楽の力を使う
記録をしていても走る気がしない日もあります。何というかトレーニングすることに疲れてしまうような時です。今日もあの距離を走るのか〜とか今日の練習ペースは早くて嫌だなぁ〜とか、走りにいくのが億劫になるような日です。
そんな日には音楽の力を借りるのがオススメです。
のんびり音楽を聴くつもりで、走る距離もペースも気にしないで走り出します。ゆっくりと心地のいいペースで好きな音楽を聴きながら走っているうちに、じんわりと体が暖まって、汗と一緒に体の中の嫌な成分が抜けていくような感覚になってきます。
そうなれば走り出した時の嫌な気分は嘘のように、走り終えた後は爽快な気分が待っています。音楽って本当にいいものですね。
音楽を聴きながら走るのに有線式のイヤホンではコードがばたついて邪魔になるので、私はBluetoothのイヤホンを使っています。プレーヤーはスマホで、アームバンドに入れて走っています。
ところがせっかく音楽が気持ちいいのに、スマホを持って走らないといけないことが今度はちょっとだけストレスなんですよね。重たいですし。
ソニーのウォークマンみたいな小型のプレーヤーを買ってもいいかなと考えてこともありますが、それでも走る時の荷物が増えることには変わりありません。結局、スマホを持って走り続けています。
この走る時の荷物問題を解決してくれるのがForeAthlete 645Musicなんです。
何とGPSウォッチ本体に音楽プレーヤーの機能があるので、必要なのはBluetoothのイヤホンだけなんです。音楽プレーヤーを別に持たなくてもいいのは本当に素晴らしいですね。
ForeAthlete 645Musicの良い点
ForeAthlete 645Musicの良い点は、
- GPSウォッチとしての十分な機能
- 音楽プレーヤー機能搭載
- 金属ベゼルで見た目の質感が向上
- 小さくコンパクト
- Garmin Pay搭載で現金要らずで走れる
の5点です。
1.GPSウォッチとしての十分な機能
公式サイトからForeAthlete 645Musicの機能を見ることが可能ですが、機能的にはシリーズ最上位モデルのForeAthlete 935Jと同等の機能が搭載されています。935Jや735XTJと比較して搭載されていない機能としてはバイクのパワーメータが非対応になっています。ただこの機能、シリアスな自転車乗り以外にはあまり関係ない機能ですし、シリアスな自転車乗りであれば既に既存のサイコンで対応しているかと思うのであまり重要では無いかもしれません。
心拍数やVO2maxといったものや、735XTJには搭載されていない無酸素性のトレーニング効果まで対応しています。プロが使うようなデータはほぼ手に入ると思っていいかと思います。
ForeAthleteの他のシリーズとGPSウォッチとしての機能を比較した記事はこちらです。
これだけの高機能でありながら値段は935Jよりも8000円も安く、コストパフォーマンスも悪くありません。
2.音楽プレーヤー機能搭載
4GB弱のストレージをもち500曲まで保存可能な音楽プレーヤーを搭載しています。これまで音楽を聴くためには、時計とは別にイヤホンと音楽プレーヤー(もしくはスマホ)を持って走る必要があったわけですが、この645MusicであればイヤホンだけつければOKです。
他のスポーツと比べてランニングのいいところは、靴さえあれば走り出せる身軽さにあります。このランニング本来の魅力を損なわずに、音楽も楽しめるようにしてくれる点が素晴らしいです。
3.金属ベゼルで見た目の質感が向上
私が使用しているForeAthlete 735XTJ、見た目はプラスチッキーでとても質感がいいとは言えません。仕事も含めてずっと付けていますが、これはこれでいかにも運動してます!という見た目なので、取引先のランニング好きの人に話しかけてもらえたりして個人的には気に入っています。ただ普段使いにはどうも、という人もいるかもしれません。
645Musicではステンレス製のベゼルを採用したことで安っぽさは大幅に改善しています。
4.小さくコンパクト
音楽プレーヤーが搭載されて機能的には多機能化していますが、本体のサイズはよりコンパクトになっています。
ForeAthlete 735XTJでも十分に小さいと感じていますが、645Musicのサイズはさらに小さいです。ランニング時の負担を考えると小さければ小さいほど走っていて気にならないので良い改善です。
5.Garmin Pay搭載で現金要らずで走れる
大きな追加機能としてGarmin Pay機能が搭載されています。三菱UFJ Visaカードに入会していれば、時計本体で決済ができてしまいます。ランニング中にコンビニ飲み物を買ったりするために現金を持って走る必要が無くなります。すごい!
ForeAthlete 645Musicの気になる点
パワーメータ機能が無い
上でも書いていますが、シリアスな自転車乗りでサイコンをこの時計に統合しようと考えている人には少しマイナスでは無いでしょうか。パワーメータ対応はForeAthlete 935Jと735XTJを選ぶ必要があります。
音楽+GPS同時使用時のバッテリーの持ち
音楽とGPSを同時使用した時のバッテリーの持ちは5時間となります。フルマラソンでは早いランナー以外にとってはちょっと心もとない時間ですね。ただ普段の練習では全く問題無いかと思います。
また音楽非使用時のGPS使用時では12時間なので十分です。
音楽プレーヤーの容量
容量は実質3.6GB程度のようです。また1ファイル250MBを超えるファイルは再生できないとの情報もあります。
ただランニング時だけの使用であれば、都度聴きたい音楽を入れればいいだけなのでそれほど問題では無い気もします。
まとめ
ランニングを継続するためには、記録をつけることと、音楽の力を借りることがオススメです。そんな機能を一つで実現してくれるのが、ガーミンから発売になったForeAthlete 645Musicです。
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