ランニングは夜派?朝派?
運動経験なしで虚弱体質の私がランニングをはじめてから4ヵ月。平日のトレーニングはもっぱら夜に走っています。
社会人がランニングできる時間は限られます。平日のランニングを朝にするのか、夜にするのかは誰しもが悩んだことがある話題でしょう。私はもっぱら夜ラン派。私がなぜ夜ランを選択したのかを紹介したいと思います。
夜ランのメリット・デメリット
夜ランのメリット・デメリットは一般的に以下の内容が挙げられるようです。
メリット
- 負担が少ない
- その日のストレスを解消できる
- 熟睡効果
デメリット
- 急な予定で走れない
- 一日の疲れで走る気がなくなる
- 暗くて危険
それぞれの項目が自分にとってどうかを考えてみました。
まずはメリットから。
負担が少ない
これはその通りです。夜は朝と違い身体が完全に起きた状態で体温も十分に上がっていて、走り出しから身体への無理が少なく感じます。これが朝だと十分にウォーミングアップしないと普段のペースでは走れません。
その日のストレスを解消できる
これもその通りです。仕事のことが頭から離れない様な日でも、走ると不思議とスッキリして、まあなんとかなるか!という気分になることができます。
熟睡効果
これは一部あてはまらないかもしれません。ストレス解消で良く寝られるのは確かです。注意が必要なのが、走る時間があまり遅いとかえって目が冴えてしまって寝付きが悪くなるということ。寝る2時間位前には走り終えたほうがいいと思います。ただどうしても帰宅が遅くなるときは、走るのを優先して、睡眠の質が若干悪くなるのは私はあきらめています。
次にデメリットに関して見ていきます。
急な予定で走れない
それほど当てはまりません。確かに急な仕事や飲み会で走れなくなる可能性はあると思います。私に関していえば、仕事についてはたまに急な会議で走れなくなったりしますが、21時までに帰れれば走る時間は取れます。なので走れなくなるような急な会議なんて多くても週に1回あるかないか。ランは平日2回しか走らないので、そんなときは別の日に走るようにすれば大丈夫。飲み会については、飲み会が少ない職場なので助かっているのが現状です。
一日の疲れで走る気がなくなる
これは完全に当てはまりません。メリットで書いたように走ること自体がストレス解消になりとても気持ちいいことなので、疲れた日は逆に早く走りたい気分になるくらいです。
暗くて危険
これは本当にその通り。夜は危険。事故にあうのが怖いので、私は次のような対策をしています。
とにかく目立つようにすること
自動車の立場から考えると、夜の歩行者は本当に見えづらいです。ましてや走って交差点に進入してくる人のことなど、直前にならないと発見できなくて当然です。なので歩行者は自分の存在を自動車に対してアピールする必要あります。
服装はなるべく黄色や白系の目立つ色にする。反射材を使ったたすきやベストを着用する。これだけでもだいぶん改善できますが、車のライトは基本的に前方向しか照らせないので、左折等で曲がるときには進行方向側は光の量が少なくなります。反射材のように車のライトを使って光るものでは、まだ見えづらいです。
そこで私が使用しているのが腕につけるタイプのLEDライト。これをつけることで歩道に進入してくる左折車や、交差点での右左折車からの視認性が大幅に向上します。これを着けだしてからというもの、明らかに自動車側が道路のはるか手前からこちらを認識して減速してくれるようになりました。
ライトの色は人の目が認知しやすい緑(本当は黄色がベストだけど見つからなかったので)を選んびます。常時点灯モードと点滅モードがありますが、人の目は動きのあるものに注意がいく特性であることを考えて点滅モードを使用するのがいいと思います。
私が考える夜ランの最大のメリット
私が考える夜ラン最大のメリット。それは、早起きしなくていいことです。
なぜか?
ランニングを始める際の大きな壁が「継続すること」。継続するためにはランニングを今までの生活の中に組み込んで習慣化する必要がありますが、朝ランでは次の2つのことを新しく習慣にしなければなりません。
- いつもより早起きする
- 走る
両方とも結構ハードルが高い行為じゃないでしょうか。それが夜ランならば2の走るということだけが新しい行為。2つのことを習慣化するには相当な意志が必要かもしれませんが、1つならばその半分で済みます。なのでもし朝ランをしようと考えているならば、早起きかランニングかどちらかを先に習慣化したうえで、もう片方を始めるといいかもしれません。
もちろんすでに早起きをしていて朝に時間が取れるなら、朝ランでも問題ないと思います。
まとめ
普段早起きしていない人で、新しくランニングを始めようと言う人は、夜ランから始めるのがおすすめ。
ただし暗くて危ないので、対策を忘れないようにしましょう。