ランニング

ランニングを続けるために必要なたった一つのこと

Taku

ランニングにはたくさんのメリットがあります。ランニングを続ければ体系は引き締まるし、体力もつくし、精神的にもポジティブになれます。

そう分かっていても、なかなか続けることが難しいのも事実です。

そこでこの記事では私自身がランニングをしていて気づいた、ランニングを続けるために必要なたった一つのことについて紹介したいと思います。

ランニングを継続することが最も大事

ランニングを続けるために必要なたった一つのこと。それはランニングを継続することです。

同じことを言っているように感じるかもしれませんが、それが真実です。

何が言いたいかというと、大事なことは走るペースでも距離でも無く、とにかく走るという行為を続けることなんです。1日10分でも良いから、とにかく走る習慣を絶やさないこと。それが一番大事なことです。

当たり前のことのようですが、意外と意識しておかないと忘れてしまいがちなんです。例えば走りとなると次のようなことを考えがちになってしまうんですよね。脂肪を燃やすためには20分以上走らないといけないとか、雑誌や本に書いていあるメニューをこなさないといけないとか、SNSに記録をあげるからある程度距離を走ろうとか。

でもそういうことって、走ることを継続できるようになってから意識すれば十分なんです。

とにかく最初に意識することは”いかにランニングを続けるか”ということ。このことを意識するだけでランニングを習慣にできる可能性がぐっと高まります。

とにかく続けていると自然とランニングしたくなるように

ランニングを趣味として続けられている人に、なぜランニングを続けられるのかを聞いたことがあるでしょうか?

ダイエット、健康維持、ストレス解消など人によって答えはまちまちかもしれません。

ただ私も含めてランニングを趣味にしている多くの人は単に走ると気持ちいいから走っている、というのが根底にあるんです。

ランニングを続けていると分かるのですが、ふとした瞬間や走った後にめちゃくちゃ気持ち良くなる瞬間があるんです。

そういう瞬間があるのが分かっているから、なんとなく気分が乗らない日でも、えいやっと走りに出かけられるわけです。

ではなぜ走ると気持ちよくなるのでしょうか?それは走ることによって脳にご褒美の物質が分泌されるからです。これは人が動物として生き残るための重要な特徴といっても良いかもしれません。

ランニングをすることへの報酬

人が動物として生き残るための武器とはなんでしょうか?

もちろん知能が高いというのが最大の武器かと思いますが、身体能力的な武器という意味では長い距離を長い時間走ることができるということ、つまり優れた持久力です。

2足歩行ができ、かつ発汗機能を発達させることで人は他の動物とは比べ物にならないほどの持久力を手に入れたのです。

この持久力を活かして、ひたすら獲物を追い続けて最後は獲物がへばって動けなくなったところを仕留める、というのが人の狩りのスタイルなわけです。

でも持久力を発揮するためには普段から走って鍛えておく必要があります。

これは走らなくなった現代人をみれば明らかです。走る人はウルトラマラソン(100km)を10時間以上も走ることができる一方で、走らない人にとってはほんの数km走るだけでもしんどくなってしまうわけです。

常に走って持久力を持ち続けられるように本来備わっているのが、走ると脳に報酬となる物質を供給する機能です(もちろん長距離走る苦痛を和らげるという機能もあります)。

走ると脳内ではエンドルフィンという物質が分泌されます。このエンドルフィンによって走ると爽快感が得られるのですが、この物質はよく走れば走るほど分泌しやすくなるそうです。

つまり走れば走るほど気持ちよくなれる。気持ちよくなるからますます走りたくなる。という好循環になるのです。こうなればランニングを続けることなんて簡単ですよね。

というわけで、走ることを続けたければ、走ることを継続することが大事だというのは人本来の機能からも正しいことが理解いただけたかと思います。

私自身の経験

この走れば走るほど続けられる、ということは私自身の経験とも合致します。

私のラン歴は2年半ほどですが、ずっと継続して走ってこれたわけではなく、何度か中断してしまったことがあります。その主な原因は花粉症です。

春になって、花粉のシーズンに走るのを控えるのですがそうすると走る気持ちがどんどん失われて、花粉のシーズンが終わってもなかなか走ることができないのです。そしてそのまま夏の終わりまで走らない、というパターンを2年連続でやってしまいました。

中断と走る時期を繰り返していると分かるのが、走る時期は自然と走りたくなるのに対して、中断時機はその気持ちが湧いてこないで面倒くさい気持ちのほうが大きくなります。

秋になって、目標レースが近づいてくるとようやく重い腰をあげることになるのですが、不思議と2週間くらい無理やり走っていると、再び走りたくなる気持ちが湧いてくるようになるんです。そうなればむしろ走らないほうが気持ち悪くなるのでその後の継続は楽ちんです。

走る意欲を出すためのコツ

続ければ良いと分かっていても、最初の走りに出かけるのが面倒くさいなあという時期を乗り越えるのが難しいのも事実です。

ただこの時期さえ乗り越えられれば後は自動で走りたくなれるわけですから、なんとか対策したいところ。

そこで私がおすすめする、ランニングを継続するためのちょっとしたコツを最後に紹介しておきたいと思います

走り始めの時期を乗り越えるためには、とにかくランニングしたくなるようなモチベーションが上がるような工夫をすればOKです。

練習メニューは気にしない。とにかく楽なペースと距離で

走る時間やペースをあらかじめ決めてしまうと走り出す前に気が重くなってしまいます。

あまり高い目標にはせずに、なんなら外に出て歩くだけでもOKくらいのゆるい目標がいいですね。気分が乗ってくれば走ればいいだけの話です。ただその場合も無理はせずに物足りないくらいで、心のエネルギーを次のランニングにとっておくといいですね。

記録をつける

走った記録をつけることはモチベーションの維持に重要です。これだけ走ったという自信にもなります。

SNSに走った記録や写真を上げるのもオススメです。私は手軽さからインスタグラムを使っています。走った記録にイイねを貰うのを楽しみに走れます。

新しいウェアやシューズを買う

スポーツ用品店に出かけて、気に入ったウェアやシューズを買うのも走る意欲を出すのに効果的です。

目標の走行距離ごとに何か新しいアイテムを買う、というような目標を合わせて立てると継続しやすいです。

音楽を聴く

あまり気分が乗らない時は音楽の力を借りるとイイです。好きな音楽をじっくりと聞くために出かけるつもりでランニングしてみると意外と気分が良くなってオススメです。

大会にエントリーする

結構効果があるのが2〜3ヶ月後くらいの大会にエントリーしてみること。少しは走らないとヤバい!という危機感から頑張れたりします。

まとめ

ランニングを続けるために大切なことは、とにかく走って気持ちよくなる体質を作ることです。

これから始める人も、ブランクが空いてしまっている人も、ゆっくりでも短い距離でもイイのでとにかくまずは2週間走ってみてください。走ることが気持ちよくなればしめたもの。あとは自然とランニングを継続できるようになりますよ。

ABOUT ME
Taku
Taku
ブログ管理者
会社員(エンジニア)。ランニング+トライアスロン、中国語学習にハマっています。
体力をつけるために2016年8月からランニングを始めました。それまでは運動経験はなく、最初は走るだけで体調を崩すような体力のなさでした。練習を継続して2017年2月のフルマラソンを4時間38分で完走(個人的には偉業)。体質もすっかり改善され、ランニングの素晴らしさを実感しています。。5k 19:44|フルマラソン 3:38:06|トライアスロン(スタンダード) 2:40|中検3級|HSK5級
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