ランニング

ランニング時の花粉症対策で効果があったものを紹介します

Taku

花粉症辛いですよね。春がいい季節だったのは遠い昔、憂鬱で辛い季節です。

ランニングをしている人にとってはトレーニングできなくなるのも二重に痛いです。

私も20代までは花粉症なんてよその世界の出来事だったのですが、30代になってから徐々に症状が出始め、いまでは春先には抗ヒスタミン剤とマスクとティッシュが手放せない立派な花粉症持ちです。

ランニングを始めたのが2016年の秋から。花粉症のせいでマラソンシーズンが終わった春先は2017年も2018年も走れませんでした。そんな私が2019年以降はいろいろと花粉症対策を試してみてなんとか走れる状態になったので、効果のあった対策を紹介したいと思います。

効果の無かった花粉症対策

効果のあった対策を紹介する前に、私にとって効果の無かった対策を先にあげておきます。

ヨーグルト

ヨーグルトは昔から大好きで牛乳から作って週に2リットルほど消費する生活を5年くらい続けていますが、花粉症はひどくなる一方ですね。試しに減らしたりしてみても症状は変わらないので特に効果が無いと踏んでいます。

鼻うがい

むしろ悪化しません?というレベル。
塩水でやっても鼻の奥に刺激が入るのか鼻水がドバドバになります。それに鼻が詰まった状態で鼻うがいすると頭の中に水が溜まったような感じがして頭が重くなります。
鼻の奥の粘膜が強い人なら大丈夫かもしれませんが、あまり強くない人はやめたほうがいいのかなと思います。

マスク

普段の生活ではマスクは必需品ですが、走るときには最高に邪魔ですね。走りはじめは大丈夫なんですが、しばらくしてマスクが湿ってくると息苦しさもMAXに。湿るたびに新しいマスクに交換すればいいのでしょうが面倒くさすぎます。というわけでマスクもランニング時の花粉症対策としては適してないですね。

ちなみに普段はマスクをしているのですが、メガネが曇って困っていました。曇りに関しては鼻の部分にスポンジのついた曇対策しているマスクにたどり着いてからはかなり助かっています。

花粉の飛ばない時間帯に走る

ネット上の情報では花粉は“10時〜15時ごろに飛散するのでその時間を避ける”ことも対策としてよくあげられています。しかしその情報本当でしょうか?疑問に思ったので実際の花粉の飛散量を調べてみました。

今年の花粉の飛び始めた2月22日から3月24日までの名古屋市の1時間ごとの平均の花粉飛散量をまとめたグラフが次の図です。

どうでしょう?

10〜15時どころの話ではないですね。終日飛んでいます。そして私が走っている夜は全然だめですね。日によっては夜にメインで飛ぶ日さえあります。

あえていうなら早朝は少ない確率が高いです。ただ決して花粉が飛んでいないわけではないです。日によっては一番少ない朝の5時での1時間あたり300個以上観測されている日もあります。

結局、多少差はあるものの、どの時間でも花粉のダメージは避けられないということです。

効果のあった花粉対策

それでは次に私にとって効果のあった対策を紹介したいと思います。

抗ヒスタミン剤(内服薬)

これは必須ですね。当たり前すぎますが。既に病院で診断されて処方されている薬が決まっていればAmazonで購入することができます。まとめ買いすれば結構安く買えて、処方箋で買うよりは少し高いくらい。通院する手間が無いので最近はもっぱらAmazonでの購入です。自分で払う分、健康保険への負担も少ないですしね(社会貢献?)。

花粉症用のメガネと曇止め

JINSで販売されている花粉症用のメガネを購入しました。目の周りも透明な樹脂で覆われていてゴーグルのようになっているものです。隙間が無いので花粉の侵入を防げます。

こいつの効果はすごくて、目の痒みに関してはほとんど無くなりました(当然、抗ヒスタミン剤は内服している前提ですが)。

いままでは花粉症が酷くなると目薬も処方してもらっていたのですが、今シーズンは不要になりました。

ただ一点注意が必要です。このメガネ、内側がとっても曇ります。特にランニング中は汗もかくので非常に曇りやすいです。

そこで曇止めは必須です。走る前に毎回曇止めを塗布しておけば困ることはないです。ただ汗がついたりしたときにメガネを拭ってしまうと、曇止めも一緒に取れてしまうので、多少の汗はついても拭ってしまわないように我慢が必要です。

ワセリン

目の痒みはメガネで対策できたので、次は鼻水とくしゃみです。何も対策しないと走っているときは意外と大丈夫でも、帰った後が大変です。特に寝る前と起きた直後は副交感神経の具合からか鼻水地獄です。

そんな鼻水に効果があったのがワセリンです。方法はシンプルに鼻の穴の中にワセリンを塗りたくるというもの。いままで情報として見かけてはいたのですが、鼻に突っ込んで塗りたくるというその行為に少し抵抗感があったんですよね。

ただものは一つ試しにとやってみたら、ランニングから帰宅した後の鼻水地獄がほとんどなくなりました。これは本当におすすめです。

ネットだと綿棒を使って塗る、と説明していることが多いですが、はっきりいって綿棒ではワセリンが伸びにくいので上手く塗れないです。ここは誰も見ていないと開き直って指でこれでもかとグリグリ塗りたくるのが正解です。

まとめ

花粉症持ちにとって春は憂鬱なシーズンです。それがランナーであれば走ることができなくなるのでなおさらです。

花粉症対策でいろいろ試して効果があったのが、花粉対策用のメガネとワセリンの塗布です。まだ試していなければ試す価値はあると思うので、お試しください。

ABOUT ME
Taku
Taku
ブログ管理者
会社員(エンジニア)。ランニング+トライアスロン、中国語学習にハマっています。
体力をつけるために2016年8月からランニングを始めました。それまでは運動経験はなく、最初は走るだけで体調を崩すような体力のなさでした。練習を継続して2017年2月のフルマラソンを4時間38分で完走(個人的には偉業)。体質もすっかり改善され、ランニングの素晴らしさを実感しています。。5k 19:44|フルマラソン 3:38:06|トライアスロン(スタンダード) 2:40|中検3級|HSK5級
記事URLをコピーしました