カナヅチが泳げるようになるまで頑張ってみる〜その4〜|トライアスロンに向けて練習中です
大人になってから、泳げない(息継ぎができない=25mたどり着けない)状態から泳げるようになるために練習するこのシリーズ。とにかく長く泳げるようにと練習を積んで1000mを連続して泳げるようにまでなったのが前回(半年前)でした。

それから現在までの半年の進捗を書いてみます。
スイムのスクールに通いだした!
なんとか連続1000mを泳げるようになったものの、余裕はゼロ。調子が悪い日は連続50mくらいで苦しさに心が折れて立ち止まってしまうこともあるように、安定して余裕をもって泳げるというにはほど遠い状態。
ずっとトライアスロンにあこがれて、2021年こそはデビューしたいと考えていましたが、練習しても練習しても上達している実感がなく、このままの上達ペースだと6月の本番までに完泳できるような状態までたどり着けるとは思えない。
そこで2021年の年明けからトライアスロンクラブが提供しているスイムのスクールに月に2回ほど通うことにしました。
これまで完全に自己流でやってきたので、当然のことながら初回のレッスンから指摘の嵐(笑)。指摘をもらっては自己練習でできなかったことを練習、それを踏まえて再度レッスンで指摘をもらう、というループを回すことで、泳力を着実に伸ばすことができました。
おかげで当初の狙いだった、2021年6月のトライアスロンに申し込んで挑戦することにしました。ただ大会はコロナのために中止になってしまいましたが…。
プール練習ではサークルを意識
プールでは連続して長く泳ぐ練習から、ある程度の距離を決めた本数泳ぐ練習を始めました。
具体的には50mを10本とか、100mを10本などです。長い距離だと後半は疲れてしまって、崩れたフォームでただただ泳ぐ(というより漂う)ような状態になって練習の質として良くないようです。短い距離でリセットできるので、毎回フォームを意識して短い距離を繰り返して泳ぐことができます。
また時間管理をすることで、自分自身の泳力を常に定量的に把握できます。
泳力が着実に向上していて、例えば100mを10本だと、最初の頃は3分サークル(合計30分)で回してヘトヘトになっていたのですが、慣れてくるとサークルの時間を2分30秒⇒2分20秒⇒2分15秒と短くしていくことができて、最近は2分5秒サークルで100mを10本こなせるようになっています。
6月の本番(中止になっちゃいましたが…)に向けて、最近では日によって400m×3本といった、実戦に近い形式も取り入れて練習しています。
初めてのOWSでの練習
5月に入って、クラブのOWS練習で初めて海を泳ぎました。
500mくらいを2周回の予定だったのですが、1周目から上がった時点で波に酔ってしまってフラフラに。吐き気もひどくとても泳げなかったのでその時点でリタイヤ。こういう落とし穴もあるんですね。確かに車酔いしやすい体質ですが、波にも酔うんですね。
泳ぎ自体もヘッドアップがうまくできないのと、ヘッドアップしないとどんどん左に進路がそれてしまうことが分かりました。2,3ストロークしただけで、もう進路が外れるものなんですね…。これもプールではわからなかったことでした。
初めてのOWSは課題だらけでしたが、これが本番で無くてよかった。
その後、2回ほど海で泳ぎましたが、リラックスを意識+キャップで耳を覆うことで波酔いは大幅に緩和できました。何とか本番と同じ1500mも泳げる手ごたえが掴めてきました。
まとめ
トライアスロン本番に向けてスクールにも通いだし、海での練習もするなど、すっかり泳げる人っぽい感じになってきました。実際にプールに行って泳いでいても、ほとんどの人よりは速い(速い人はもっと速いですが、比率的に)という昔の自分から見ると信じられないくらいまで泳げるようになりました。
これってランニングにも似てますね。最初はキロ6分が苦しくて、5分台なんてとても、と思っていたのに、トレーニングを積むうちにキロ5分なんてジョギングのペースになったりします。普通に人からしたら5分切るペースで走り続けることなんて中々難しいのですが、キロ3分台で走れるような上級者から見ると全然遅い、というような状態が今の私のスイムの実力です。
トライアスロンを目標に練習していましたが、本番はコロナのため6月の大会は中止。念のためにと申し込んでおいた(大正解!)9月の大会が最初になるので残り3ヶ月。今が伸び盛りだと思うので、ガツガツ泳いで少しでもタイムを短縮したいと思います。