カナヅチが泳げるようになるまで頑張ってみる〜その3〜|連続1000m泳げました!
ほぼカナヅチ(25m泳げない)状態から泳げるようになるまで頑張ってみるシリーズ。シリーズと言いながら2017年から4年間で3回目の更新です(笑)。
その1は2017年。

その2は2018年ですね。

更新がなかなかできていないのは、シンプルに進捗がそれほどないからです。
今年(2020年)の春先にコロナ流行のために細々と通っていたプールをやめたのですが、それまでの経過はこんな感じ。
- 〜大学生まで|まったく泳げず
- 2009年|一念発起してプール通い。25mは泳げるように。
- その後就職して全く泳がず
- 2017年3月|スイム通い再開も1ヶ月ほどで塩素アレルギーの症状(鼻水)がひどくなり中断
- 2017年12月〜2018年5月|スイム再開。鼻栓が効果的。1000mまで泳げるようになるも、トライアスロンに落選しモチベーションが下がり中断
- 2019年11月〜2020年2月|スイム再開。週1程度で続けるも上達を感じられないまま、コロナ流行のため中断
コロナの流行が一段落(というよりは諦めて受け入れた?)した2020年の10月から再度プール通いを再開しました。
今回のプール通いでの目標
前回の2019年11月〜2020年2月までのプール通いでは具体的な目標を設けずに何となく通って、全く上達を感じられないままに終わってしまいました。2018年には連続で1000m泳げたのに、100mも満足に泳げない体に退化。これはいけないということで、今回のプール通いでは目標というかトレーニングの方向を具体的に設定することにしました。
それが、「まずはとにかく長く泳ぎ続ける体力と技術をつける」です。
泳ぎを上達させるためには、抵抗を極力小さい状態を保つことが必要で、そうなると技術練習が重要です。ところが泳ぎが苦手な人には分かってもらえると思うんですが、泳ぐ時に色々意識しようとしても、苦しさが先にきてしまい泳ぐのに必死で技術どころじゃなくなってしまうのですよね。
泳ぐためには技術が重要なのですが、技術の練習のためには泳ぐことが必要だというニワトリと卵の状態にこれまではなってしまっていました。
その状態を打破するために、まずはつべこべ言わずにとにかく泳げ!という方針を取ることにしました。
2ヶ月間の成果
というわけで、10月は週1回、11月は週2回を目標にプールに通っています。さっそく成果が出ていて10月は連続500m、11月は連続1000m泳げるようになりました!
急に泳げるようになった時に気づいたポイントが「息継ぎは吸いすぎても吐き過ぎても苦しくなる」ということ。息継ぎのリズムと吸う・吐く量がちょうどいいポイントがあって、そのポイントに持ってこられれば腕が疲れてきたりしない限り泳ぎ続けられることが分かりました。
ただその最適な息継ぎのポイントに毎回安定して持って来られないのが今の課題です。ある日のある時点ではできていたことが、別の日にはできなくなったりして、再現性に課題があります。そこで、年内の目標としては、毎回安定して長く泳げるようになることです。
その次の段階になると思いますが、とにかく泳ぐのが遅いです!100m泳ぐのに2分30秒くらいかかります。息継ぎが安定してきて長く泳げるようになったら、次の段階として早く泳げるように練習したいです。
プールで使って良かったもの
自分がプールで使ってみて良かったものを参考に紹介して見ます。
まずは鼻栓(ノーズクリップ)。2017年にプール通いを始めたときに、プールに通った翌日のあまりの鼻水のひどさで生活に支障をきたし、プール通いを断念しました。
塩素入りの水が鼻に入って鼻腔を刺激することで、一種のアレルギー反応を起こしていたのですが、それを解決してくれたのが鼻栓(ノーズクリップ)です。今でもずっと使い続けていますが、見た目と鼻を塞ぐ安定感から今はこの鼻栓を使っています。
あとはゼロポジション。厚手のゴム(ウエットスーツの生地のようなもの)で水着の上から履くもので、浮力で下半身を浮かせてくれます。2018年に練習していた時に使っていたもので、下半身が水に浮かぶ感覚がよくわかるようになります。それと楽に浮くので、息継ぎなんかも余裕が出てくるし、スイスイと進むので泳ぐのが楽しくなります。
私のような泳ぐ感覚がどういうものか全くわからない人にはありがたいアイテムで、プルブイみたいに脚で挟む必要もないので、使う難易度がめちゃくちゃ低くてオススメです。
使っていたのは3mm厚でしたが十分浮力を感じました。サイズは175cm 65kgでMを使ってましたがちょっと小さくて履きづらかったのでLでも良かったかなと思います。
まとめ
プール通いを久しぶりに再開しました。連続1000mおよげるようになってカナヅチの状態からは脱しましたが、まだまだ泳げるようになったという感覚はありません。
年内はとにかく安定して連続して泳げるようになることを目標に取り組んで、年が変わってからは技術練習に移って速く泳げることを追求できるように頑張ります。