ロードバイクのホイールをシマノWH-RS100に交換|交換方法や乗ってみた感想
ロードバイクを購入したのは2006年2月。当時は大学院生。清水の舞台から飛び降りるような思いで購入したのを覚えています。
それから14年間ほど、消耗品のタイヤ・ブレーキシュー・チェーンなどは交換しながら乗ってきましたが、それ以外のパーツはほぼ購入当時のまま使用してきました。
ところが先日、会社から帰宅する途中で「パキッ!」という音とともに後輪のスポークが折れてしまいました。スポークが一本折れただけですが、ホイール全体が歪んでブレーキシューに接触するため走行不能に。妻に車で回収してもらいました。

週明けにはまた自転車通勤で会社にいく必要があったので急遽新たにシマノのWH-RS100(リアのみ)を購入。ホイールの交換は初めてだったので、交換方法と乗ってみた感想を書いておこうと思います。ちなみに購入価格は6000円ちょっと。こんなに安く購入できるものなんですね。
ホイールの交換方法
必要な工具
ホイールを交換する際に必要な工具です。タイヤとチューブを移植するのは普段のパンク修理と同じなのでタイヤレバーと空気入れがあれば問題ありません。
ホイールを交換する際には、スプロケットも移植する必要があり、そのためには専用工具が必要です。当然持っていなかったので下記を購入しました。
交換してみた
まずは古いホイールからスプロケットを取り外します。
使うのはロックリング外し工具と、

スプロケット外し工具です。

ロックリング外しをスプロケットに差し込みます。

スプロケットが空転しないように、スプロケット外し工具をスプロケットの一番大きなギア(トルクがかけられやすいよう)に引っ掛け固定して、ロックリング外しを回すと、ロックリングが外れます。
あとはスプロケットをフリーボディから外していくだけです。

スプロケットを洗浄したら次は新しいホイールに取り付けます。

これが購入したシマノWH-RS100(リア)。

すでにリムテープが貼られているのでこのままチューブとタイヤを取り付けられます。

付属品は説明書・クイックリリースとスペーサーです。

新しいホイールは11速対応のホイール。私が使っているコンポーネントはシマノアルテグラ6600系なので10速なので、ホイールに付属している10速用のスペーサーをまず入れます。
その後はスプロケットを順番に戻します。フリーの切れ込みとスプロケットの切れ込みを合わせれば位置や表裏を間違えることはありません。これは安心。

途中何か所かはスペーサーを入れる必要があり、ネット上のシマノのマニュアル(6600は見つからなかったの6700系のを参照)を見ながら確認。

最後に薄いリングとロックリングを入れて、ロックリング工具で絞めれば完成です!タイヤも古いホイールから移植しました。

乗ってみた感想
新しいホイールに交換した感想です。
まずはシンプルに見た目が綺麗でかっこいい!やっぱり新しいホイールはいいですね。
そして乗り心地が若干良くなりました。おそらくワイドリムになったことでタイヤのエアボリュームが増したお陰だと思われます。
ただホイール自体の問題ではないのですが、ブレーキがワイドリム対応で(おそらく)無いので、ブレーキの引きしろがほとんどなくてブレーキが若干かけにくいです。ブレーキもそのうち交換したくなりました。
まとめ
ホイールをシマノWH-RS100に交換しました。スプロケットの移載は少しハードルが高い作業のような気がしていましたが、工具さえあれば拍子抜けするくらい簡単でした。
ホイールは見た目もいいし、乗り心地も良くなって大満足。ただし、これを機にロードバイクのコンポーネントをいろいろ入れ替えたくなってきました。冬のボーナスあたりで…