昔っからの悩みがあります。それは汗っかきであること。
自分が非常に汗っかきなことに気が付いたのはちょうど多感になってくる高校生のころ。朝、登校して教室に入るとすでに汗だく。そんな状態なので女子たちに「走ってきたの?」とか「シャワー浴びたの?」などと言われるわけです。そしてそういうことを言われて意識すればするほど汗をかくという悪循環…
いろんな場面で汗をかいてつらい思いをするわけです。さっき書いた登校直後なんかの他に急いで電車に乗った直後など、移動で体を動かした後にじっとするような空間にいるとやばいですね。
特に百貨店なんかに服を買いに行った時が最悪。おしゃれな場所にいることへの緊張も相まって汗がどんどん出てきます。さらに店員に汗が出てくることに言及されようモノなら最後。滝のように流れ出る汗を止める術はもはやありません…
汗かきにとって、実は夏以外の季節の方がつらい季節だったりします。夏は誰しもが汗をかくし、その前提で電車やお店の中も涼しくしてありので意外と汗が引くチャンスがあるんですよね。いっぽう夏以外はそうはいかない。電車やお店の中は暖房ガンガンだし、自分一人が汗をかいている、という状況を意識してしまって、さらに汗を呼ぶ羽目になってしまいがちなんです。
そんな汗かきの体質に悩んでいた時によく言われたのが、「年齢が上がるとかかなくなるよ」ということと「運動すると汗をかきにくくなる体質になるよ」という2つのこと。
汗に悩んでいた時期から長い時が経ち、私の年齢も上がり、数年前からランニングも習慣となりました。つまりようやく言われていた加齢と運動という2つの答え合わせができるようになったのです。
というわけで答え合わせの結果を発表したいと思います。
年齢が上がると汗はかきにくくなったか?
まずは加齢についての結論。年齢が上がっても汗かきは変わらないが、気にしなくなる。結果として汗かき悪循環に入りにくくなるので、結果として汗は書きにくくなる。これですね。
要は年齢が上がると神経が図太くなる、ということを言ってるだけです。
ちなみに緊張するような場面では今でも滝汗状態になります。それも慣れたのであまり気にしてませんが。
運動で汗はかきにくくなったか?
運動についても結論から。運動するとむしろ汗かきになる。ただ汗のかき方や汗の質は良くなるので汗をかくことをあまり気にならなくなる。
夏も継続して運動するようになって分かったのが、運動習慣をつけて暑さにも慣れた状態だと、むしろ汗を良くかくようになることです。ただ救いは、あまり運動しなかったときと比べると汗のかき方と質が変わることです。
まず汗のかき方。運動が習慣になると、運動を始めた直後から汗が出てきて、運動の強度に合わせてリニアに汗の量が変化するような感じになることです。
運動していなかったときは、そうではなかったですね。歩いたりしているとあるポイントまでは全く汗が出なかったのが、あるポイントを超えるといきなりドバっと汗が出始めてコントロール不能になる感じでした。
運動することで汗のかき方が制御できるように変化したようです。汗をかいても、うちわなんかで仰いでいれば収まるのも早くなったので、いつまでも汗が止まらない、ということが少なくなりました。
汗自体の質も変化しました。さらさらした汗になったんですよね。こういう汗だと汗が出てもタオルでさっと拭き取れば気にならないので、汗をかくこと自体に抵抗感がなくなります。
この二つの変化(汗をかいても収まりやすい、汗の質が良くなった)ことで、精神的にはだいぶん楽になりました。
まとめ
昔っから汗かきで悩んでいた私が、大人になって+運動をするようになってどうなったかについて書いてみました。
相変わらず汗かきですが、汗自体をあまり気にしなくなるので、精神的な要因での汗がずいぶんと減って楽になりました。
多感な年ごろで汗かきで悩んでいる人も多いと思います(そしてその気持ちは痛いほどよく分かります)。汗かきは精神的な部分も大きいので、すぐに改善することは難しいのかなとも思います。それでも運動で汗の質を改善することはすぐにできるかと思うので、まずはそこに取り組んでみるのもおすすめですね(単純に運動は気分がスッキリしますしね)。