中国の普通の市民プールに通った感想

中国に駐在になってからもうすぐ1年です。中国に来てからもトライアスロンのトレーニングのために近所の市民プールに通って泳いでいます。

中国のプールに通っていると日本とは結構違うなあと思うことがよくあります。

せっかくなので紹介したいと思います。

通っている市民プール。ガラス張りの立派な建物です。

クロールは少数派

中国のプールで最初に気づいたのがクロールで泳いでいる人がかなり少ないことです。大多数が平泳ぎ。ざっと見た感じ9割くらいは平泳ぎではないでしょうか。

子供の水泳教室もやっているので見ていると、子供たちが最初に習うのも平泳ぎ。

さらに中国の人と水泳の話をしていて泳ぐジェスチャーをしてくる時があるのですが、その時のジェスチャーはもれなく平泳ぎの動作です(笑)。

中国では泳ぐ=平泳ぎなんですね。

追い越しOK

中国のプールは追い越しOKです(少なくとも私が通っているプールは)。

レーン内を右側通行することは日本と同じですが、遅い人がいれば左側からグイっと抜かしていきます。

最初は怖かったのですが、慣れてくると追い越しOKの良さが分かってきました。

追い越しOKだと速い人も遅い人も自分のペースで泳げるんですよね。

日本のプールだとガチスイマーが同じレーンにいるとプレッシャーを受けて譲るタイミングばかり考えたり、ただひたすら漂うようにスローで泳ぐ方(そういう人に限ってターンでも譲ってくれない…)にイライラしたりしますよね。そういうことが無いです。

もしかしたら混雑がひどくなると危険になってくるかもしれませんが、私が行っているプールは50mの長水路で1レーンに多い時でも4人くらいなので今のところ全然問題ないですね。

スイムグッズ使用も自由

日本のプールではスマートウオッチやイヤホン、フィンなどのスイム用品の使用が禁止のところも多いですよね。

中国のプールは自由です。

時計や骨伝導イヤホンはかなりの人が使ってます。ガチ目なスイマーはパドル、フィンも使ってガシガシ練習しています。

ビート板やプルブイは置いてない

スイム用品は上記の通りなんでも使っていいのですが持参が基本。

日本ではほとんどのプールにビート板とプルブイが置いてありますが、中国のプールには置いてないです。

必要なものは自分で持っていく必要があります。私は近所のデカトロンでビート板を購入しました。

ただ油断すると勝手に使われてたりします(笑)。そういう場合でも言えばすぐに返してくれますが。

他の人たちを見ると、テープで目印をつけたりして自分のものだぞ、とわかりやすく示していますね。

デカトロンで購入したビート板兼プルブイ。結構使いやすいですよ。

シャワー室と更衣室は銭湯の雰囲気あり

シャワー室があるのは日本と同じです。違うのはみんなマイシャンプーを持ち込んでガシガシ洗っていること。もちろん水着も脱いで全裸で洗います。さらに全裸のまま更衣室を歩き回っているので、プールの更衣室というよりは銭湯の雰囲気を感じます。

まとめ

中国のプールは日本と比べると自由で規制が少ないです。

日本では危険だということで禁止されているようなことでも中国では禁止されていないように感じます。

日本では少しでも危険があれば半ば思考停止的に禁止にしてしまうこともあるのかなと思います。

例えばスマートウォッチは駄目で、ロッカーの鍵がついたリストバンドはOKだったりして意味不明なことも…。どう考えてもロッカーの鍵の方が危ないですよね。

中国のプールは自由な分、利用者側が気を付けたりする必要はあるかとおもいます。

ただ私が利用しているプールは長水路で割とガチ目ということもあるのか利用者のマナーもそんなに悪くなく危険を感じることは無いです。

というわけで意外と?悪くない中国のプール事情を紹介してみました。

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Taku
中国に駐在中のエンジニア。トライアスロンと中国語学習、最近はカメラにハマっています。
運動不足解消と体質改善のために2016年8月からランニングを始めました。過去に運動経験はなく、最初は走るだけで体調を崩すような体力のなさ。それでも練習を継続して2017年2月のフルマラソンを4時間38分で完走(個人的には偉業)。体質もすっかり改善され、ランニングの素晴らしさを実感しました。
5k 19:44|フルマラソン 3:38:06|トライアスロン(スタンダード) 2:40|中検3級|HSK5級
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