新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに自転車通勤を始めました。1ヵ月前の3月1日から始めて無事1ヵ月継続です。距離は片道19kmと少し長め。続けられるか不安でしたが、意外といけるものですね。
そこで今回は1ヵ月自転車通勤してみた感想と、無理なく続けるために分かったことを書いておきたいと思います。
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1ヵ月続けてみて感じた感想
意外ときつくない
始める前には片道19km、往復38kmという距離の長さが少し不安でした。実際初めた最初の一週間くらいはルートも不慣れで走るペースも分からなかったので、会社に着いただけでひと仕事終えたような疲れを感じていました。
自転車通勤を始めて2週間目も終わるころになると自転車通勤に慣れてきます。これくらいになるとルートも固まってきて疲れないペース配分も分かってくるので思いのほか楽に到着できるようになってきます。そして1ヵ月経った今では全く疲労感を感じないような状態です。
所要時間も最初は一生懸命漕いで1時間5分くらい擁かかってましたが、最近は風向きによっては50分ほどで行ける日もあります(平均だと55分くらい)。それも一生懸命ではなく、楽な強度でこの時間。元々の電車通勤でも45分ほどかかっていたので、自転車通勤にしたことでの増加分も+10分ほどに抑えられてます。これくらいだと特に生活パターンを変える必要もありませんので、負担はありませんね。
というわけで、最近だとほとんど電車通勤と変わらない感覚で通勤できるようになりました。
気持ちよく仕事に入れる
自転車通勤に慣れてくると特に感じるのが、気持ちよく仕事に入れること。
朝の出勤時、最初の20分くらいは寝起きの身体の状態です。それがペダルを無心でくるくる回しているとだんだんと身体が覚醒していきます。後半の20分くらいで完全に体が温まり、頭もしゃきっとして気分も良くなってきたタイミングで会社に到着。気分爽快。
おかげで到着して着替えるとすぐに全開モードで仕事に取り掛かれます。特にそのことを痛感するのが雨の日の電車通勤時。すっと仕事に入れない感覚があって、普段自転車通勤の時には感じなかった朝のだるさみたいなものがまだ体に残っていることに気が付きます。
自転車で頭にも身体にも十分血が巡っているのがよいようです。
帰りは帰りで、今度は仕事で高ぶった神経が家に向かうにつれてだんだんと落ち着いていきます。
自転車通勤、気持ちいいです。
新型コロナ感染の不安が低減
一人で自転車通勤するので、新型コロナに通勤中に感染する心配はありません。会社で感染する可能性も高そうなので、これで大丈夫とは思わないですが、それでも少しだけ確率を下げられるので精神衛生上はよろしいです。
めちゃくちゃ汗をかく
30分くらいなら体が温まる前に到着することもできるかもしれませんが、1時間弱だと完全に体が温まって汗だくになります。長距離自転車通勤だと汗は防げないですね。
(いっぱい食べなければ)痩せる
片道19kmだと風向き次第ですが、だいたい400kcalほど消費しているようです(手元もガーミンのサイコンの数字)。往復だと1日800kcalです。
めちゃくちゃお腹が減ります。私は基本的に痩せるつもりは無いので、食欲の赴くままに食べる量が激増していますが、体重はそのまま。
仮定の話ですが、食べる量を増やさなければ相当痩せそうです。
トレーニング効果は不明(これから)
トレーニング効果は現時点では不明です。最初は疲労を感じてましたが、最近は楽になって、平日にランニングも再開できるようになってきたので体力は着いてきたと思われます。そろそろFTP測定でもしてみようかなと考えています。
ただ最近、ランニングで5kmのタイムトライアルをしたところセカンドベストを出せました。自己ベストはマラソンに向けて走り込んでいた去年の11月に出したものです。12月にマラソンを走って以降は、ランニングの走行距離も減っていた(先月は50kmくらい)状態。そんな中で良い記録が出せたのは、もしかしたら自転車通勤で基礎的な有酸素能力が上がっていたからかもしれません。
無理なく続けるために分かったこと
通勤ルート選びは超重要!試行錯誤しながら選ぶ
以前の記事にも書きましたが、楽に自転車通勤できるかどうかはルート選びが大事です。この1ヵ月はほぼ毎日違うルートを試していいルートがようやく固まりつつあります。
現時点で良いルートを選ぶ基準は次のような感じです。
・車が少ない、もしくは路側帯や歩道が広い
・信号が少ない
・死角が少なくて事故の可能性が少ない
・その他、なんとなく走っていて危ない感じがする場所を避ける
幹線道路は意外と信号が多いし、歩道が狭く、車も多いので走りにくいですね。少し裏の片側1車線の道路なんかが交通量が少なくて走りやすかったりします。ただ裏道過ぎても今度は死角が多くて交差点での事故の危険性も高くなるのでバランスが大事です。
このあたりの感覚は実際に走ってみないと分からないので、地図とにらめっこしながらいろんなルートを試していくのがいいですね。
一生懸命漕がない
自転車通勤を始めたばかりのころは、気分が高まっていることと、なるべく早く会社に着きたいという思いで、一生懸命漕いでしまいがちでした。そうするとやっぱり疲れてしまいます。
慣れてくると、所要時間は信号待ちのタイミングの方が支配的で、一生懸命漕いでも楽に漕いでも到着時間だと5分も変わらないことが分かりました。
それが分かると気楽にのんびりと漕げるようになって、全く疲れなくなりました。毎日続けるためには一生懸命漕がないことが必要です。
着替えを持っていく
汗をたくさん搔くので着替えは必須です。初日は着替えを持たずにワイシャツで出勤したところ、ワイシャツが汗で濡れて不快+恥ずかしい思いをしてしまいました。
30分くらいなら強度が低ければ汗をかきませんが、1時間くらいの通勤だとだめですね。いつも上は自転車用のジャージ(手持ちの中で派手じゃないもの)で出勤して、会社の更衣室で着替えています。
ちなみに更衣室といえども、ほとんどの人は上着を脱いで掛けるだけなので、上半身裸で着替えているとギョッとされます。もう慣れましたが。
雨天時は無理せず電車に
雨天時は危険が高いので自転車通勤はせずに電車通勤にしています。スリップ等で自分が転倒する危険ももちろんですが、自動車からの視認性がガタ落ちになる(特に夜の帰り)ので避けたほうがよいかと。自分で運転もするので分かりますが、雨天時の夜って本当に周りが見にくいですからね。
まとめ
片道19kmの自転車通勤を始めて1ヵ月が経ちました。
最初は続けられるか不安でしたが、いろいろ分かって慣れてくると全く問題ありませんでした。自転車を漕ぐのはシンプルに気持ちがいいし、仕事とプライベートの切り替えの時間になって良いです。
電車通勤しないことで新型コロナウイルスへの接触の可能性も減りますし、運動とストレス低減で免疫力も上がりそうなのでダブルの効果で対策になります。
今後も自転車通勤生活を楽しめそうです。
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