先月受験した中国語検定のHSK5級試験。リスニング、正直ほぼ聞き取れなかったです。リスニング試験中に泣きたくなりそうになりました。
それでも合格してしまうのがちょっと不思議ですが、実用上はリスニングが最大の課題だと強く認識しました。
いままでの英語の学習経験から、リスニング力の強化には音読が非常に有効だと感じていました。そこで中国語の勉強法として、HSK5級の長文テキストをひたすら音読する、ということをやってきました。
コツコツと音読は進めていたのですが、スラスラと読めるようになるまで何回も同じ文章を読むので、テキストを進めるのに時間が掛かかります。結局、HSK5級の試験時までに4割程度しか完了できませんでした。
このまま続けていいのかな、と自分の中で疑問が出てきました。
そんな中で先日Youtubeを見ていたら下記のタロサックさんの動画を見つけたわけです。
英語のリスニング力を伸ばすには?という内容の動画ですが、一番重要なポイントが聞き取れない原因をちゃんと考えて、そこを強化していきましょう、というものでした。
これにはめちゃくちゃハッとさせられました。
いままで中国語を聞き取れない原因を全然分析してなかったな、ということを気づかされたのです。
そこで改めて今の自分が、中国語を聞き取れない原因が何なのかを分析してみることにしました。
毎週、中国人の先生に家に来てもらって中国語会話の練習をしています。そこで今回は先生の言っていることが分からなくなるのはどういう時かを自分で分析しながら会話してみました。
そこで分かったのが、聞き覚えのない単語が出てくると途端に脳がフリーズしてしまって分からななくなるパターンが非常に多いこと。聞き返してゆっくり言ってもらっても、結局知らない単語だ、となることばかりでした。
というわけで、今までやってきた音読自体は悪くは無いと思いますが、同時に語彙力も向上させていかないとリスニングはできるようにならないな、と分析できました。
なので今後のリスニングの勉強方法としては、音読は引き続き継続しつつ、同じテキストを使って文章は軽く読み進めて、単語を覚えていく作業を優先して進めることにしています。
まとめ
リスニングできない原因を初めて分析しました。その結果、語彙力不足が聞き取れない大きな原因であることが分かりました。これからは語彙力強化を優先して取り組みます。