減カフェイン・脱カフェインのためのデカフェ活用方法
カフェインには様々で効能もありますが、一方で冷えや自律神経を乱す等のデメリットもあると言われています。
私はコーヒーが好きで、基本的に朝と昼の2回コーヒーを飲みます。さらに仕事が忙しくなったり、ストレスがかかるようになると、間食時等にもコーヒーを飲むので1日4,5杯は飲むようになります。
こうなるとめまいがしたり、身体が冷えたりといった症状も明確に感じるようになるので、この段階でカフェイン摂取量を減らす調整に入ります。
昔はコーヒーを我慢して、カフェインを減らそうとしていたのですが、コーヒーを飲めないし、離脱症状が酷いことになっていつもつらい思いをしていました。
そこでカフェインの含まれていないデカフェを利用することで、離脱症状なしに減カフェインの調整をできるようになったので紹介したいと思います。
離脱症状は人によっては結構つらいこともあるので、カフェインの量を減らしたい方、カフェインを断ちたい方は参考にしてみてください。
カフェインの離脱症状
カフェインの離脱症状についてWikipediaには以下のように記載があります。
摂取を中断した場合の離脱症状としては頭痛が一般的であり、12 – 48時間以内に出現し、2 – 4日以内に消退する。他の症状としては眠気、集中力の減退、疲労感、不安、抑うつ、運動遂行能力の低下、発汗、嘔気、カフェイン摂取の渇望などがある。
Wikipedia “カフェイン中毒“より引用
私の場合も頭痛と全身の倦怠感、眠気が症状として出てきました。カフェインを断って24時間後にはズキズキとした頭痛になり、2~3日は続きます。
またコーヒーを飲みたいという欲求が強くなるので、この離脱症状のつらさと合わせてカフェイン断ちを断念してしまいがちです。
そこでデカフェを利用することで、離脱症状のつらさともコーヒーへの欲求にも対応してカフェインを減らすことが有効です。
デカフェの利用方法
カフェインの含まれていないデカフェは、スタバやネット通販で手に入ります。
私は最初はスタバで豆を買っていたのですが、高いしあまり美味しくないので最近はネット通販で購入しています。
1kgで3000円程度なので、200gにすると600円。通常の豆とそれほど遜色ない値段で手に入ります。このコーヒー豆は注文されてから焙煎してくれるので、デカフェとは思えないほどの香りと味が楽しめますよ。
このデカフェの豆を利用して段階的にカフェインの量を減らしていきます。
やり方は簡単で、ドリップコーヒーを入れるときに、通常の豆にデカフェの豆を混ぜてドリップします。
例えば初日は3分の1をデカフェにして3分の2を通常のコーヒーにしてドリップしたものを、普段飲む回数飲みます。
二日目は半分半分。三日目は3分の2がデカフェ、という具合です。
さらにそこまで減らして大丈夫だったら、朝の1杯だけを通常のコーヒーとデカフェのブレンド、その日の残りは全てデカフェのみ、としてさらに減らします。
その後、朝の1杯のデカフェの比率を上げていき、最終的にすべてデカフェにすれば断カフェインです。
平日に会社がある場合の対応
仕事で平日は会社に行かないといけない場合、減カフェインの開始は週末の土曜日からにしましょう。離脱症状が仕事中にでると、カフェイン量調整を断念しがちになるからです。
またデカフェは仕事先で飲むことは難しいです。私は魔法瓶に入れて会社にもっていっています。
熱々のデカフェの状態で持っていってもいいですが、熱い状態で魔法瓶に入れておくと香りが飛んでしまうという問題が。
これについては珈琲きゃろっとさんのこの記事を参考にしています。濃く淹れたコーヒーを冷やして魔法瓶に入れて、飲むときに熱湯で割って飲む、という方法。
香りも残って非常に美味しく飲むことができます。
ただし私の場合、プロテイン用の魔法瓶、冷たいコーヒー用の魔法瓶、熱湯用の魔法瓶と3本も魔法瓶を持って会社に通勤しているので、ちょっと大変ですが…
ランニングへの応用
マラソン大会等で疲れているときにカフェインの摂取は非常に効果的です。
ただ普段からコーヒーを飲んでカフェインを摂取している人は、カフェイン摂取による覚醒効果を得られにくくなっています。マラソン大会等でカフェインの効能を最大限引き出すためには、大会に向けて減カフェインして、身体をカフェインが少ない状態にならしておく必要があります。
しかし一気にカフェイン摂取をやめてしまうと、離脱症状に苦しむことに。
そこでこの方法を使って本番前の1~2週間から徐々にカフェイン摂取量を少なくしていきましょう。
私も現在、大会を1週間後に控えて徐々にカフェイン摂取量を減らしているところです。
本番での効果はまた報告したいと思います。